埼玉県民の日に、ハードオフを物色する
私は数年前に住居が変わって『アンズスズメ』と名乗って以来、毎年11月14日になると、埼玉県へ出かけている。
この日は埼玉県民の日といい、数百円程度の一日乗車券を買えば、JR線を除いて、一日中県内の電車を乗り放題だからである。それで、どこを巡っているかといえば、ハードオフである。言うまでもなく機材を探すためであるが、実際に買う場合はほとんどなく、眺めるだけで物欲を満たすために行っているといえる。
今年は東武東上線を使って川越、鶴ヶ島、東松山、ふじみ野に加えて赤塚の計六店舗を巡った。今回は雨が降っていたので歩くのもかなりたいへんで、外に遊びに行くよりも、むしろ出かけても中の施設で過ごしていた人も多かったのではと思われる。
残念なことに、長年使っていたカセットMTRの424が壊れてしまったので、急遽後釜の424mk3を探しだそうと思ったわけであるが、見事に全滅……。
ついでに、川越に以前からあった連雀のハードオフは駅から東にはずれたところに移転し、その一方で新たに今福にも新店舗が増えたようであった。しかし、どちらも駅から遠くなってしまい、電車では行きにくくなってしまった。
電車の中にいた小学生ぐらいの女の子ふたりの会話
「真が知って昔こういうのあったよね」
「しんがししんがししんがししんがししんがししんがし・・・」