アンズスズメ ブログ

最初は音楽制作中心になると思います。

レキソタンの恐怖

 私は以前レキソタンというベンゾジアゼピン抗不安薬を飲んでいた。こういう薬は飲むことでイライラや不安を鎮めるものだと思われる。だが、はっきり言おう。飲まないで済むなら飲まないほうがいい。もっとも、統合失調症なんかでは、逆に自己判断で服薬をやめてはいけないようではあるが。  

 若い頃の私はレキソタンを1日につき3錠ほど飲んでいた。ただし、何mg相当を飲んでいたのだかもうよく覚えていない。これを飲むと、確かに、ボーっとしてくるのか、脳みそが落ち着きはする。しかし、それは本来の私の脳の回転の速さを奪っていたようだった。朝起きるのが非常に困難になり、世を忍ぶ仮の学校あるいはバイトなど、外に出るのがつらかった。イライラや不安は静まっても、日常生活に支障をきたしてきた。そのため薬を飲むのを止めようとしたのだが、その時とても大変だったのが、このレキソタンだった。  

 何が大変なのかというと、服用をやめて一日か二日たつと、禁断症状か何かは分からないが、急に何も手に付けられないぐらい気分が落ち込んでしまうのである。この禁断症状のような時期を乗り越えないといけなかったのだった。 この時期さえ乗り越えればもうレキソタンを手放せるのだが、この薬はもう二度と飲みたくないなと思っている。ついでに、アモキサンはあっさり簡単にやめられた。

不眠の恐怖

 そういえば、少し前、2ねんまえぐらいに、「不眠で辛かったから」という理由で、自分の病院の患者を殺害しようとして捕まった開業医がいた。不眠で辛かったから殺人というのは一般的には意味不明なものだと思う。しかし、不眠で辛いというのは個人的にはよくわかる話だなと思った。

 私が不眠で最初に悩まされたのは、確か、世を忍ぶ仮の学生時代のある時期だった。体は疲れているのに眠くならないのだ。体験したことのない人がこの文章を読んだら、そんなことあるわけがないと思うだろう。 私の場合、眠りに入る時は、起きている時は頭の中で行っている、空想が活発になっていき、だんだん夢と現実の区別がつかなくなって、気が付いたら朝になるという感じである。ところが不眠になると、目をつぶっているだけで、ずっと意識が遠のかないまま、夜が明けてゆき、おなかが減ってくる。そして朝になるのである。こんな状態が8か月ぐらい続いたが、最終的に学生時代の時は自律訓練法とかいうのを覚えて一応直すことができた。

 ところが、2014年にも再び不眠に悩まされることになったのでした。思い起こせばパソコンばかりやって不健康な生活であり、姿勢も悪く、方は固く、胸郭出口症候群になっているという状況だった。このときは本当にこのまま不眠で死ぬのではないかと思った。結局、去年生活環境を整え、胸郭出口症候群治療もして、健康な生活を取り戻そうとするうち、また眠れるようになった。でも、そのために1年以上かかった。

唐突に自作曲紹介3 「私はボーカロイド」

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【初音ミク】 私はボーカロイド/ 【Miku Hatsune】 i'm a vocaloid

さて、ほとんどろくに更新していなかったこのブログですが、久しぶりに更新します。

といっても、かけるネタがないので、自作曲の紹介です。去年作ったやつで、歌だけ聞いていると、タイトルがよくわからないかも知れません。なんでこれを今の妙な時期に載ってたかというと、人生というのはどうしてもつらい時期があります。その渦中にいると、「自分の苦労を誰も見ていないんではないか?」という思いにとらわれてしまいがちです。でも、意外と誰かが見ているものなんだなと、このごろ自分は感じます。

私が伝えたいのは努力は報われる的な話ではありません。むしろ努力は報われないもののほうがおおい。

 

 応援している人は、もしかしたらたとえば対立する立場のように、正々堂々と応援できる立場ではないのかもしれないのですよ。

 この歌詞の内容はそういう関係をボーカロイドのような、(こういうものの熱心なファンには言っちゃ悪いが)無生物に例えたものだと思ってほしいわけです。

唐突に自作曲紹介2 「同床異夢」

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【初音ミク】 同床異夢 / 【Miku Hatsune】 same bed, different dreams

 この曲は、私の見てきた人間関係をもとにして作った曲です。といっても、それは自分の両親の話なんですが。機会があれば、おいおい書くことになると思います。

 

さて、2年前、この曲を初音ミクに歌わせたバージョンが、X-BEATというゲームに採用されました。自分でもこのゲームをダウンロードしようと思ったら、vistaユーザーの私にはダウンロードできませんでした。

作った自分が確認できなかったという・・・。

 

唐突に自作曲紹介 「君の心見えてしまった」

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【初音ミク】 君の心見えてしまった / 【Miku Hatsune】 the moment i saw your heart

さて、自分が作った曲の紹介です。

 この曲は、少し前に私が、実際に体験した不思議な出来事について作詞しました。人生長いこと生きていますと、まるでラジオをあわせたように、偶然他人の心の中と波長が合ってしまうような瞬間があるのですね。

 やはりそういう体験や経験をこういう形に反映させることが、つくる上では大事なんではないですかね。初音ミクにあっているでしょうか。

 

 

埼玉県民の日に、ハードオフを物色する

 

私は数年前に住居が変わって『アンズスズメ』と名乗って以来、毎年11月14日になると、埼玉県へ出かけている。  

 この日は埼玉県民の日といい、数百円程度の一日乗車券を買えば、JR線を除いて、一日中県内の電車を乗り放題だからである。それで、どこを巡っているかといえば、ハードオフである。言うまでもなく機材を探すためであるが、実際に買う場合はほとんどなく、眺めるだけで物欲を満たすために行っているといえる。

 

 今年は東武東上線を使って川越、鶴ヶ島東松山、ふじみ野に加えて赤塚の計六店舗を巡った。今回は雨が降っていたので歩くのもかなりたいへんで、外に遊びに行くよりも、むしろ出かけても中の施設で過ごしていた人も多かったのではと思われる。

 残念なことに、長年使っていたカセットMTRの424が壊れてしまったので、急遽後釜の424mk3を探しだそうと思ったわけであるが、見事に全滅……。

 

 ついでに、川越に以前からあった連雀のハードオフは駅から東にはずれたところに移転し、その一方で新たに今福にも新店舗が増えたようであった。しかし、どちらも駅から遠くなってしまい、電車では行きにくくなってしまった。

 

 電車の中にいた小学生ぐらいの女の子ふたりの会話

「真が知って昔こういうのあったよね」

「しんがししんがししんがししんがししんがししんがし・・・」